手入れの大変な庭から、豪華で使いやすいタイルフロアに
皆さんこんにちは。今回の作業は、横浜市にあるS様宅です。ご依頼主様のご要望としては、古くなり始めていたウッドデッキの撤去作業と、今まで使っていなかった雑草の生えてしまう土で出来た部分をすべてコンクリートで造成し、そこに当社でも大人気のタイルである【LIXILグレイスランドシリーズ】を施工して、一気に手間のかからなくてかつ豪華なガーデンへと変身させます。
まずは施主様と細かい打ち合わせをさせていただきます。大まかな予算感と譲れる部分こだわりたい部分をお伺いし、なるべく無駄な費用を削減しながらも費用対効果を最大化できるように事前にすり合わせをしていきます。打ち合わせの結果、今回は庭のほとんどの部分を盛り土でかさ上げし、部屋の窓からの出入りをしやすくしながら全体をタイルフロア化、これにより豪華でメンテナンスフリーなお庭を造ることになりました。さらにプライバシーに配慮し、追加で高めのフェンスを設置することにしました。
庭全体のかさ上げで部屋からの出入りをバリアフリー化
今回のお宅では現状お庭と窓までの高さが55ｃｍほどありました。まず初めにお庭全体に盛り土をしてその差を埋めていかなければなりません。ただここにノウハウがあり、ただ埋めていってしまうと色々不具合があり、最悪の場合大切なご自宅に深刻なダメージを残す場合もあるのです。一つ目はご自宅の床下換気の問題です。換気の穴をふさぐことにより床下の部材の劣化が激しくなってしまったり、シロアリ発生の原因にもなってしまうのです。今回のお宅の場合、幸い施工部分に換気口はなかったのでそのまま進めます。そして二つ目は水切り問題です。これはよくお問い合わせがあるのですが、家の外周には雨水の侵入を防ぐための水切りが設けられており、それよりも高い位置に施工してしまうと結果としてご自宅に長期にわたりダメージを与えてしまうことになるのです。自宅内から完全にフラットなお庭は憧れますが、そういったリスクを加味して今回はなるべく少ない段差で盛り土をしていきます。
